ー 小 田 弘 平 ー
2016年3月に定年で退職するまで、島根県江津市にあるキリスト教愛真高等学校の教師を勤めました。この学校は聖書に基づく人間教育をしようと、1988年に設立された全寮制の普通科の高等学校で、「人は何のために生きるのか」を生徒に問いかけています。生徒たちは「読むべきものは聖書、学ぶべきものは天然、為すべきものは労働」という内村鑑三の言葉を胸において、自然の豊かな環境で生活と学びを共にしています。国語、聖書、作業などの教科を担当する他、フィールドワークにも力を注ぎ、生徒とともに学ぶことに力を注いできました。知性と良心を備える、人間らしい人間を育てることが教育の課題であると考えています。聖書が語るイエス・キリストの福音をひとりでも多くの方に伝えたいと願っています。現在は清水聖書集会、沼津岳南教会に出席しています。