-西 文-

 1951年生。大学4年の秋、医師の誤診により入院。その間、教員 採用試験2次面接が実施されるが受けられず、教員の道を断念し、清水 市役所へ就職する。挫折感を満たすため職場で朝日ジャーナルを定期購 読。同紙上より矢内原忠雄、無教会、キリスト教を知り、また浜松市在 住溝口正氏に出会い、1975年浜松聖書集会参加。1976年、溝口氏から清水聖書集会を紹介され、同集会主日礼拝に参加。2000年頃より同集会代表。1998年発足以来現在まで、志のある者が協力し合い十字架の福音を語り、またその者を支えるキリスト教独立伝道会の会員である。


ー 小 田 弘 平

 20163月に定年で退職するまで、島根県江津市にあるキリスト教愛真高等学校の教師を勤めました。この学校は聖書に基づく人間教育をしようと、1988年に設立された全寮制の普通科の高等学校で、「人は何のために生きるのか」を生徒に問いかけています。生徒たちは「読むべきものは聖書、学ぶべきものは天然、為すべきものは労働」という内村鑑三の言葉を胸において、自然の豊かな環境で生活と学びを共にしています。国語、聖書、作業などの教科を担当する他、フィールドワークにも力を注ぎ、生徒とともに学ぶことに力を注いできました。知性と良心を備える、人間らしい人間を育てることが教育の課題であると考えています。聖書が語るイエス・キリストの福音をひとりでも多くの方に伝えたいと願っています。現在は清水聖書集会、沼津岳南教会に出席しています。