使徒言行録8章 (2019.10.6)
小田弘平
サウロ(ユダヤ名)はステファノの殺害に賛成し、エルサレムの教会を迫害していた。ところがサウロは復活したイエス・キリストに出会い、回心する。その後、サウロは名前をパウロと変え、アンティオキアの教会を拠点にして異邦人への伝道を開始する。ところがエルサレムから追放された、ステファノに導かれたキリスト信徒を受け入れたのはアンティオキアの教会だった。神のなさる業は不思議である。
ステファノはもともとギリシャ語を話す寡婦たちの世話係として使徒たちから任命された。フィリポも同様だった。彼らは寡婦たちの世話をしながら寡婦たちの生活の苦しさや辛酸を共にしたことであろう。苦しみを共にすることが