詩編99編             2014.11.2

テーマ:主の御力を讃えよう(3)

1主こそ王。諸国の民よ、おののけ。主はケルビムの上に御座を置かれる。地よ、震えよ。

2主はシオンにいまし、大いなる方。すべての民の上に高くいます。

3御名の大いなること、畏るべきことを告白せよ。主は聖なる方。

 主こそ全地の王である。全地の民よ、畏れなさい。主は聖所の契約の箱の上に身を置かれる。全地を治める主を畏れなさい。主はエルサレムに住まわれる御力のあるお方である。全ての民の上に臨まれ、全地を、全民を支配される。主の御名の偉大なこと、恐れ多い方であるとこを告白しよう。主は聖そのものであられる。

4力強い王、裁きを愛し、公平を固く定め ヤコブに対する裁きと恵みの御業を 御自ら、成し遂げられる。

5我らの神、主をあがめよ。その足台に向かってひれ伏せ。主は聖なる方。

 御力のある主は、義を大切にされ、すべての民を公平に裁かれる。イスラエルの民の裁きと御恵みの御業を主自らの御手によりなされる。我らの民を愛し公平な裁きと御恵みを施される主を讃えよう。主の足元にひれ伏そう。主は聖そのものであられる。

6主の祭司からはモーセとアロンが 御名を呼ぶ者からはサムエルが、主を呼ぶと 主は彼らに答えられた。

7神は雲の柱から語りかけ 彼らに掟と定めを賜り 彼らはそれを守った。

8我らの神、主よ、あなたは彼らに答えられた。あなたは彼らを赦す神 彼らの咎には報いる神であった。

9我らの神、主をあがめよ。その聖なる山に向かってひれ伏せ。我らの神、主は聖なる方。

 モーセとアロンは祭司の中に、サムエルは御名を呼ぶ者の中にいた。彼らが主の御名を呼ぶと、主はその声に答えられた。(モーセ)「わたしはこの民をどうすればよいのですか。彼らは今にも、わたしを石で打ち殺そうとしています」(主)「イスラエルの長老数名を伴い、民の前を進め。また、ナイル川を打った杖を持って行くがよい。 見よ、わたしはホレブの岩の上であなたの前に立つ。あなたはその岩を打て。そこから水が出て、民は飲むことができる。」(出エ17:4-6 P122) そして主は雲の柱の中から語り掛け、彼らに戒めとさとしを示すと、彼らはそれに答え守られた。我らの神、主よ、あなたは彼らに答えられた。あなたは彼らを赦され、また、罪があれば罰せられる神です。我らの神、主を讃えよ。神の住まわれる神殿のあるシオンの山に向かってひれ伏せ。我らの神は聖その者であられる。

まとめとして

 出エジプトの指導者モーセは、神から指導者として指名され、苦しみの中から神を信頼し、窮状を訴え、その都度、神の御力により乗り越えられた。神に信頼し助けを求めれば、神は必ずその者に答えてくださるお方である。私たちも日々の生活の中で神を覚え、苦しい時、困った時、悲しい時、不安な時、「天のお父様」と呼び、祈り、助けを求めよう。よき道を備えてくださる。信仰は理屈ではなく、実践 主に身を委ね信頼するか否か、勇気ある決断のみである