詩編98編             2014.10.26

テーマ:主は必ず来てくださる

1【賛歌。】新しい歌を主に向かって歌え。主は驚くべき御業を成し遂げられた。右の御手、聖なる御腕によって 主は救いの御業を果たされた。 

2主は救いを示し 恵みの御業を諸国の民の目に現し 

3イスラエルの家に対する 慈しみとまことを御心に留められた。地の果てまですべての人は わたしたちの神の救いの御業を見た。 

 主は、御自身の偉大な御力によって、私たちのために大きな救いの御業を為された。さあ、讃えよう。主の御業を、御力を。主はかつて神の民であるイスラエルと契約(約束)されたことを覚え、救いの御業を為された。そのことを地に住むすべての民は、主の為されたその御業を目で確認した。 

 

4全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。歓声をあげ、喜び歌い、ほめ歌え。 

5琴に合わせてほめ歌え 琴に合わせ、楽の音に合わせて。 

6ラッパを吹き、角笛を響かせて 王なる主の御前に喜びの叫びをあげよ。 

 世界に住むすべての人々よ、王である主を賛美し、讃えよ。大声で、また、琴、ラッパ、角笛などいろいろな楽器を用いて主を賛美せよ。主のみ前に喜びの声を上げよう。

 

7とどろけ、海とそこに満ちるもの 世界とそこに住むものよ。 

8潮よ、手を打ち鳴らし 山々よ、共に喜び歌え 

9主を迎えて。 

 海に生息する魚をはじめとする生き物たち、地上に住む物たち、これら自然界のすべての物よ、手を打ち鳴らし喜べ。 

 

主は来られる、地を裁くために。主は世界を正しく裁き 諸国の民を公平に裁かれる。 

主は我々の前に必ず来られる。義により世界を裁くため、あらゆる国の民を公平に裁くため、来られる。 

 

まとめとして 

 天におられる主は、必ずわれわれの住む地上に降りて来られる。そして全世界、すべての民一人一人を公平に正しく裁かれる。必ず地上に現れることを信じるのである。その確信により、実現が、たとえどんなに時間がかかろうとも、焦ることなく苛立つことなく、じっと信じ待つことができる。また、主への強い信頼があれば、たとえ日々の生活が困難でも、不安に直面しようとも耐えることができるのである。 

主が必ず来られることを確信すれば、自ずと心から主を賛美し讃えることができる。焦り、諦めは、禁物であり、主への背信である。忍耐は練達を、練達は希望につながることを信じよう。 

「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです」 

(ヘブライ11:1) 

「わたしたちは、目に見えないものを望んでいるなら、忍耐して待ち望むのです。」 

(ロマ8:25)